ブランド立ち上げまでの道のり 1

ブランド立ち上げまでの道のり 1

2022年春
ブランドを立ち上げよう。
そう思ったものの、会社勤めの従業員(外資系IT企業の営業職)だった私。
まず何をやったらいいかさっぱり分からない状況でした。

オーガニックコットンのガーゼ生地はふわふわな分実に扱いづらいことをハンドメイド時に痛感した上に、手間のかかる独自のデザイン。
つまり通常よりも大きく工数のかかるベビー服。

ハンドメイドではなく、プロが高い技術でつくってくれる服がいい
そう思ってネットで調べたOEM企業。
たった1通のメールを送信することに緊張感があり、中々送信出来ませんでした。

理由は「ブランドを始めたい」と言いつつ、周りに似たようなことをやっている人が全くおらず、分からない環境に飛び込むのが怖い、と思う自分がいたからです。

やりたい、と心では思いつつも、こんな小さな行動1つ起こすことさえも勇気がいりました。

時間をかけてやっと押したメール送信ボタン。
結果、何社か返事はあっても最低ロット数(最低製造数)がネックだったり、特殊な構造を嫌がられたり、中々前進しませんでした。

「やっぱりアパレル未経験な自分にブランドを立ち上げることなんて無理だったのかもしれない」
頭によぎった言葉でした。

そうこうしているうちに育休中だった期間は終わり、会社への復職に。
構想だけはあるものの実現可能性の点で進まず、中途半端に一度途切れてしまいました

 

2へつづく

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